4.知的障害者の自立の為の補助

知的障害者は、身体障害者とは違い、外から見て分かる体の部分や内臓といった部分に起こっている障害ではありません。

頭脳という部分に起こっている障害の為、補助犬や補助器具といったものでは補助とはなりません。
知的障害者の自立に必要なものは、訓練を行うものと、それを支える人の力です。知的障害者の場合、企業に就業する際に問題とされることは、仕事をこなせるかどうかにあります。そして、仕事を覚えさせるまでにどのくらい時間がかかるかといった問題もあります。

企業側がそれを全て負ってしまうと、コストの面や運営の面で支障を来たします。その為、受け入れを躊躇するといった現象も起きていました。そこで登場したのが、ジョブコーチと呼ばれる職場適応援助者です。
ジョブコーチが知的障害者に付きっ切りで仕事を覚えさせることによって、企業の負担が減ると共に、障害者に対しても理解者が生まれます。また、何度も繰り返すことで仕事を習得できることが分ってきた近年では、職業訓練を、時間を掛けて行うことによって、企業へ送り出せるようにもなってきました。こうした補助によって、知的障害者も自立し、安定した仕事に就けるようになったのです。

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