4.地域活動と協力
障害者の支援には、自立を目的とした雇用支援や安定した生活を得る為の支援などが目立って行われていますが、障害者が地域で暮らしていく為の支援も行われています。それが、地域活動です。
地域活動では、障害者生活支援センターなどを中心に、障害者がリフレッシュできる設備を整えたり、集まって楽しい時間を過ごすサークルなどを提案、提供したり、障害者を支える支援者となる為の点字や手話を勉強するサークルを開いたり、自立して一人暮らしを目指す障害者の為の勉強会を開いたりしています。こうした活動や活動の場所を提供することによって、障害者と健常者が一緒に過ごす時間を共有することができたり、障害者が肩身の狭い思いをしないよう、受け入れてもらう体制を整えたりすることにも役立っています。
また、地域との協力は障害者を見守る支援の為には、欠かせないものとなります。障害者支援の中には、自立を目的としたグループホームなどがあります。グループホームでは、同じ障害を抱えた同士が同じ屋根の下で暮らしながら、自立に必要な知識と経験を積んでいきます。つまり、自立の途中に位置する場所なのです。その為に起こる問題もあるでしょう。徘徊や騒音、迷子といった問題も考えられます。そういった状況に陥った際、地域が一緒になって見守ることによって、徘徊し迷子になった障害者を早急に確保することができたり、自立支援がその地域でできることへの理解にも繋がったりするのです。
このようにして、障害者を地域全体で見守ることが、支援を行う上で必要になって来るのです。
サイト内関連記事
- 1.地域ぐるみの支援
- 障害者を雇用の面や生活の面などから支える動きは、国の法律を基盤として、多くの支援......
- 2.地域の支援機関
- 地域密着の支援機関には、その地域で運営している民間企業の職業紹介会社や介護事業会......
- 3. 地域独自の支援
- 障害者への支援は、各地域によって異なっています。そして、さまざまな形で、その地域......
- 5. 地域格差から読み取る障害者の受け入れ体制
- 地域による活動や支援が行われている近年ですが、地域による活動や支援には、やはり格......
