4. 障害者の就職
障害者の自立や雇用促進の問題、その為のサービスや支援の方法など、紹介してきましたが、問題を目の当たりにするのも、それを解決に導くのも、全ては障害者本人にしかできないことです。
健常者も同じですが、人間は、それぞれ感情が違います。見方も違うし、進んでいく方法もスピードも違います。誰かと同じにはできないし、最後に決断するのも、自分にしかできません。自立する為に動き出すのも、自分の心次第ということです。
障害者の就労傾向は、年々良いものになりつつあります。しかし、それが当たり前と思ってしまうと、時代に変動があったとき、何かのせいにして投げやりになってしまうかもしれません。いつ何時でも、何が起こるか分からないのが、人間であり、時代です。そうした時代変動に立ち向かうことができるのも、自分自身の力で生きていこうと思う強い心を育てることだと思います。
障害者の立場には、健常者は立つことができません。また、同じ障害を抱えていたとしても、そこに抱く辛さや苦しみは、それぞれ違うはずです。だからといって、心を閉ざしていては前に進んで行きません。立場に立つことはできなくても、全てを同じにできなくても、諦めずに訴えれば理解が生まれるはずです。
本当に安定した生活を手に入れたいと考えるならば、諦めずに理解を深めましょう。そして、自分の心を強く育てましょう。障害者として就職することは、安定した生活を手に入れる為には必要なことです。でも、もっと大切なのは、自分自身として生きていける、満足の行く生活をすることなのではないでしょうか。自分の理想としている未来は、なかなか手に入れることは難しいでしょう。それでも、その未来に向かって頑張ることは、満足を生むはずです。諦めずに前を向いて、ありのままの自分でがむしゃらに頑張ることこそが、人生を輝かせることなのではないかと、思います。自分の人生です。自分の為にできることを一生懸命やってみるのも、良いのではないでしょうか。
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