1.今促進されている障害者の自立 -2





保護を進めてきた支援として、自立を促すこととなる法律の前身となっている支援費制度という制度がありました。この支援費制度は、2003年4月に障害者に対して支援を行う目的で導入されました。しかし、この導入に、サービスを利用する人が急増してしまい、支援を行う国や地方自治体の費用負担だけでは困難となってしまったのです。障害者を保護する目的で行った支援費制度でしたが、全ての利用者にサービスが行き届かないといった事態が起こってしまいました。更に、地域によって、サービスの提供に差が生じました。また、サービス提供は障害の別で行っていたことで、障害者の中でも格差が生じてしまいました。こうした格差によって、障害者を保護するだけでは、障害者を支援しきれないということが分かったことになります。
そこで、障害者を支援する為には、保護するのではなく、自立に導くことであると結論付いたのです。それが、障害者自立支援法の誕生です。

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(C) 2010 障害者の就職と雇用の問題